結論から言うと、「xdocdiff WinMerge Plugin」というプラグインを使うことでWordなどのファイルを比較することができるようになります。
このプラグインを使う前はこんな感じで表示されて今いますが、
プラグインを使うことで変更箇所が分かりやすくなります。
動作環境
- xdocdiff WinMerge Plugin Ver 1.0.6d
- WinMerge Version 2.16.12.1 Japanese+jp-1 X64
使用方法
WinMergeのダウンロード・インストール
すでにWinMergeは入手していると思いますが、まだの方は以下のサイトでダウンロードしてください。
https://winmergejp.bitbucket.io/
プラグインのダウンロード
プラグインのダウンロードは以下のサイトから行います。
http://freemind.s57.xrea.com/xdocdiffPlugin/
このサイトには本プラグインを使われる際は、WinMerge 32bit版をお使いください。
という記述があるのですが、64bit版のWinMergeでも動作しました。
プラグインのインストール
ダウンロードした「xdocdiffPlugin_1_0_6d.zip」を解凍します。
以下の2つのファイルを、WinMergeのインストールフォルダへコピーします。デフォルトは「C:\Program Files\WinMerge」です。
- xdocdiffPlugin\xdoc2txt.exe
- xdocdiffPlugin\zlib.dll
以下のファイルを、WinMergeのインストールフォルダ内の「MergePlugins」というフォルダにコピーします。
- xdocdiffPlugin\MergePlugins\amb_xdocdiffPlugin.dll
WinMergeの設定
メニューバーの「プラグイン」で自動展開を設定しておきます。
メニューバーの「プラグイン」から「プラグインの設定」を選択すると以下の画面が表示されます。「amb_xdocdiffPlugin.dll」がチェックされていることを確認します。
以上で設定完了です。
これでWordなどのバージョン管理が容易になります。Gitなどと組み合わせて運用したいですね。