最近、「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」という本を読みました。
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この本の感想を書いていきます。
エッセンシャル思考とは何なのか?
この本はエッセンシャル思考というものについて述べています。エッセンシャル思考について簡単にまとめると以下の通りです。
- 選ぶことを選ぶ
- 不要なことを見極める
- 不要なことを捨てる
これらのことを行って、少ない行動で最大の成果を実現する。つまり、この本の言葉で、
より少なく、しかしより良く
を実現していきます。
詳しく見ていきましょう。
選ぶことを選ぶ
非エッセンシャル思考の人は、やらなくてはいけないという思考になっています。はじめから選ぶことをしていないのです。
これがエッセンシャル思考になると、自分でやることを選びます。
「もしもたったひとつのことしかできないとしたら、自分は今、何をやるのか?」
不要なことを見極める
非エッセンシャル思考の人は、何でもやろうとしていまいます。すべてやろうとして、すべて中途半端になってしまう。
これがエッセンシャル思考になると、トレードオフということを考えて行動します。トレードオフとは、何かを得るためには何かを捨てなければならないという考え方です。
この世の大多数が無意味なことです。そこに時間を使うより、本当に必要なことに時間を使いたいですね。
不要なことを捨てる
非エッセンシャル思考の人は、周囲の期待に負けて何でも引き受けてしまいます。
これがエッセンシャル思考になると、本当に重要なことしか引き受けません。それ以外はノーと言います。
日本人はノーと言えないとよく言いますが、エッセンシャル思考を学べばノー言える人になるはずです。
エッセンシャル思考の人は、みんなにいい顔をしようとしない。時には相手の機嫌を損ねても、きちんと上手にノーを言う。長期的に見れば、好印象よりも敬意のほうが大切だと知っているのだ。
この世は無駄なことが多すぎる
この本には、エッセンシャル思考を使った仕事の進め方が書かれています。チーム全員がエッセンシャル思考であれば、問題が起きないとは言えませんが、非エッセンシャル思考より良くなることは間違いないと思います。