Pythonで地図上にデータを表示する

Pythonを使い、データを地図に表示する方法をまとめます。

foliumを使う

foliumとはLeafletというWeb地図サービスをPythonで使えるようにしたライブラリです。

foliumについて

https://github.com/python-visualization/folium

Leafletについて

http://ktgis.net/service/leafletlearn/index.html

インストールをする

以下のどちらかを実行しfoliumをインストールします。

$ pip install folium

or

$ conda install -c conda-forge folium

コードを書く

import folium

# 緯度
latitude = 35.681252
# 経度
longtude = 139.766785
name = '東京駅'

map = folium.Map(location=[latitude, longtude], zoom_start=16)
folium.Marker(location=[latitude, longtude], popup=name).add_to(map)

map.save('sample.html')

sample.htmlが作成されるので、ファイルを見てみると以下のように地図が表示されます。

地図タイルの変更

マップを作成する際に、タイル設定を指定すると地図の見た目を変更することができます。

import folium

# 緯度
latitude = 35.681252
# 経度
longtude = 139.766785

map = folium.Map(location=[latitude, longtude],
                 zoom_start=16,
                 tiles='Stamen Terrain')

map.save('sample.html')

マーカーの表示

最初の地図にこっそり表示されていましたが、マーカーを表示することが可能です。

tooltip = 'Click me!'

folium.Marker(location=[35.681252, 139.766785], popup='<i>test1</i>', tooltip=tooltip).add_to(map)
folium.Marker(location=[35.683252, 139.766785], popup='<b>test2</b>', tooltip=tooltip).add_to(map)

マーカーのスタイルを変更することもできます。

folium.Marker(location=[35.683252, 139.767785], icon=folium.Icon(icon='cloud')).add_to(map)

folium.Marker(location=[35.683252, 139.768785], icon=folium.Icon(color='green')).add_to(map)

folium.Marker(location=[35.683252, 139.765785], icon=folium.Icon(color='red', icon='info-sign')).add_to(map)

まだまだできることはあるのですが、続きは次回!

こちらのドキュメントを参考にしています。

https://python-visualization.github.io/folium/

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